2010年03月16日

【生きもの秒写】「ホッキョクグマ」 白浜・アドベンチャーワールド(産経新聞)

 ■力強くはぐくむ生命

 待ちに待った誕生だった。シロクマの愛称のとおり、真っ白な毛に覆われたホッキョクグマの赤ちゃん。「良く動く元気な子だ」と飼育スタッフみんなが心から喜んだ。和歌山県白浜町のアドベンチャーワールド。昨年10月13日、同園で飼育する2頭のホッキョクグマの間にメスの赤ちゃんが1頭誕生した。「力強く生まれてきた」と飼育スタッフの荻谷実さん(40)が誕生時を振り返る。

                *  *

 生まれたときに724グラムだった小さな体は3月8日現在で22キロを超え、すくすくと育っている。丸い小さな瞳。三角おにぎりのような形の耳。ふわふわの毛に覆われ、よちよちと歩く姿は、ぬいぐるみが歩いているようだ。来園者たちは愛くるしいまでの姿に歓声を上げ目を細めている。

 北極圏に生息するホッキョクグマは2万から2万5000頭といわれている(国際自然保護連合調べ)。地上最大の肉食獣で、オスは最大で800キロほどになるという。泳ぎが得意で主にアザラシを食べ、魚や水鳥なども捕食する。

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 しかし地球温暖化の影響で、生息環境に深刻なダメージを受けている。

 ホッキョクグマは食物の豊富な春と秋に集中して氷原で狩りをする。そして十分に食べて体脂肪を増やし、獲物の少ない時期を乗り切るエネルギーを蓄えるのだという。

 しかし、気温が上がり氷が解ける時期が早まるほど、狩りをする場が少なくなり「飢え」の時間が長くなる。ホッキョクグマはすでに、絶滅のおそれのある野生生物のリスト「レッドリスト」に名前を連ねている。

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 また、妊娠したメスは、子供を産んで育てる冬ごもりの100日間は、何も食べずに過ごす。子育てには2年半ほどかかり、単独で狩りができるまで愛情深く面倒をみる。

 アドベンチャーワールドの子グマは、哺乳(ほにゆう)瓶に入ったミルクを飲み干し、元気よく動き回って疲れたのか眠り始めた。

 何を夢見ているのか。私は子グマの寝顔を見つめて、遥か遠く、白い氷原を渡る風に思いをはせた。=おわり

 (この連載は写真報道局・頼光和弘、大塚聡彦が担当しました)

                    ◇

 「秒写」は今回が最終回。次回からは新しい企画がスタートします。

30日以内交通死、過去最少=高齢者が初の過半数−警察庁(時事通信)
乗用車同士が正面衝突、4人が心肺停止(読売新聞)
京都・高台寺でライトアップの試験点灯(産経新聞)
トキ 9羽死んだ順化ケージ、構造の見直しを…環境相視察(毎日新聞)
<強盗致傷>寺院押し入った6容疑者を逮捕 住職ら暴行−高松(毎日新聞)
posted by ハツトリ セイジ at 20:15| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月15日

西山・元記者ら参考人招致、「密約」問題で(読売新聞)

 衆院外務委員会(鈴木宗男委員長)は10日の理事懇談会で、日米間の核持ち込み「密約」などについて外務省の有識者委員会が報告書を発表したことに関連し、19日に元毎日新聞記者の西山太吉氏ら4人に参考人質疑を行うことを決めた。

 西山氏は沖縄返還時の米軍用地の原状回復補償費を巡る「密約」を報じたが、文書漏えいに関与したとして有罪となった。参考人は西山氏のほか、大平正芳・元外相秘書官を務めた森田一・元運輸相と、東郷和彦・外務省元条約局長、斉藤邦彦・元外務次官。

<柳沢伯夫氏>城西国際大学学長に 政界引退、4月から(毎日新聞)
「捜査怠慢」めぐり上告=箱詰め女性遺体訴訟で都(時事通信)
イルカ漁隠し撮り米映画、画像修整して公開へ(読売新聞)
支持率続落で首相「民主らしさ見えないから」(読売新聞)
雑記帳 大分大5年生 人気のタマ(毎日新聞)
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2010年03月10日

【from Editor】武道が求める境地とは(産経新聞)

 大阪府警剣道部は剣道の達人を数多く輩出している。警察職員で剣道部を指導する石田利也さん(48)もその一人だ。ある会合で、石田さんから剣道の話を聞く機会があった。

 姿勢正しく、訥々(とつとつ)とした口調ながらよく通る声で語った。父親(故人)の勧めで小学校から剣道を始めた際、礼をしてから道場に入り、正座を手始めに基本姿勢を徹底的にたたき込まれた。礼に始まり、礼に終わるといわれる剣道とはどういうものか、体で覚えさせられた。そして、年齢を重ねるうち、なぜ礼が必要なのかを理解できるようになってきたという。

 石田さんの名刺には「剣道教士八段」とある。この称号と段位は、剣道界の最高峰の一角にいることを示している。高校から剣道のエリート街道を驀進(ばくしん)し、全日本剣道選手権大会の2度の優勝をはじめ、輝かしい戦歴を残してきた。だが、技が抜群にうまく強いからといって最高峰に到達できるわけではない。

 全日本剣道連盟の規定では、最高位の八段は、七段になってから10年以上を経て、年齢46歳以上になった者の中から選ばれる。「剣道の奥義に通暁、成熟し、技りょう円熟なる者」。3つある称号のうちの教士は「剣理に熟達し、識見優秀なる者」でなければならない。剣道は、ただ勝つことに専念するものでなく、礼節を重んじ精神の鍛錬をする武道であると説く。

 現在放送中のNHKの大河ドラマ「龍馬伝」で、剣術修行をしていた坂本龍馬はペリー率いる黒船を目撃して驚く。思い悩んだ揚げ句に「黒船に対して剣は役に立たない」と吐いてしまう。もともと合戦の武器であった剣(日本刀)は、武士としての身分を示す道具にしかなっていない現実を見てしまう。戦の武器は剣から銃、大砲へと移っていく。しかし、剣道は剣から竹刀による剣術へと変化しながらも、武士の精神を大切にする思想の流れは一貫している。

 では、礼節の具体的な形とは何か。例えば、試合で相手を打ち込んだ選手がガッツポーズをしたときを考える。試合直後、打ち込んだ選手に審判3人の旗が上がったとしても、合議の末、取り消しになる。剣道ではガッツポーズは礼に反する、やってはならない行為であるという。

 引退した大相撲の元横綱、朝青龍が、もし、剣道をしていたら、「教士八段」という称号と段位をもてただろうか。(大阪社会部長 内野広信)

民家全焼、親子4人死亡 夫婦の寝室に拳銃なぜ…(産経新聞)
性同一性障害児童・生徒抱える学校の苦悩 トイレや着替え場所、名前の変更…(J-CASTニュース)
<食中毒>ミシュラン三つ星店で 京都(毎日新聞)
兵庫の死亡園児、「揺さぶられ」で脳に障害か(読売新聞)
民主 参院選複数区で候補擁立難航 週内に発表(毎日新聞)
posted by ハツトリ セイジ at 18:53| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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